ISBN:4596322163 新書 小長光 弘美 ハーレクイン 2005/04 ¥903

お友達が読んで怒り出す前にわたしは買ってた。

なんていうのか・・この1925年という年代設定が果たしてヒストリカルなのかっていうのはおいておくとしても・・・
久々に最後まで読むのに苦労した本。

ヒロインが思い込み激しくていらいらするし、出てくる男女が揃いも揃って性格悪くて新刊で買わなかったら読みきらなかっただろうなあ・・
まあ、本は虚構の世界だし、リアリティがどうのっていう本のジャンルじゃないしシリーズロマンスだし、細部に百歩譲って目を向けないとしても、ロマンス小説としては主人公に魅力がないと辛いのよ。
シークものといわれるジャンルの今までのシリーズロマンスのあっちこっちをつなぎ合わせて、シーク映画をまとめてみたけど、作者の狙いはなんだったのか、実際のとこ、いつも時代の話を書いているのかよくわからないという出来になった気がする・・
ダイアナ・ハミルトンの1月新刊。
久々にアホな主人公に遭遇。
非常に好みの馬鹿さ加減だったりする。

このアホさは「ギリシャの神に恋を」の主人公以来かもしれない。

8歳で両親をなくしたヒロインは寄宿舎生活、誰にも愛されない生活にうんざりして寄宿舎から祖母の家に帰るものの、祖母は手に負えないとばかり彼女の後見人でもあるハビエに連絡。彼女は彼の監督の元暮らすことになる。
でも彼女だっていつまでも子供じゃないわけで18歳の彼女はとっても美人で愛に飢えてる女の子。
ハビエを昔から愛してる。彼女に迫られ距離を置いたハビエだけど19歳になった彼女はお金目当ての男に付きまとわれるようになり「期限付きの便宜結婚」をしようとハビエは彼女に持ちかける。
彼のそばにいれば彼に愛してもらえるかもしれないと思って彼女は結婚を承諾する・・

ヒロインを愛してるって気がついていない彼のほうが、自分で彼女のことが好きなんだって思う瞬間とか、なんとか彼女の気持ちを自分の向けなきゃ、でも嫌われてるみたいだしってうじうじ思うとこがかわいいのなんのって(爆)
お互いに自分は相手に思われてないってすれ違いなんだけど、ついに彼女に君を愛してるって認めるとこもかわいいなあ。
いばってるけど(笑)

久々にツボだわ・・この本は。
この本は映画化の話があるそうだけど、ひねりがあって視覚的だしそういう話があるのはうなずける。好きか嫌いかって言われたら私はきらいだけどね。ストーリー展開としてはひねりが効いてるって書いたけど最後がひねりすぎた嫌いがあるように思うなあ。その前で終わってくれたらよかったのに・・この厚さであまり救いのない惨劇が続く話どうも苦手・・

もうちょっと話し絞った方がよかったと思うな。
ISBN:4576042394 文庫 大嶌 双恵 二見書房 2004/12 ¥1,000

日本ではヒストリカルの翻訳の先行しているステラ・キャメロンの現代もの。この作品はヒーローである子持ちシングルの保安官補とその友人でもある牧師がいい味だしてて◎。かなりのお気に入り作品。彼のほうがヒロインにメロメロなんだけどお預け状態でヒロインとともにお互いにもんもんとしてたりなんかかわいいものを感じるのね。牧師さんも神への献身、信仰はもちろんあるけど男だってことは忘れられないっていうのが描写の端々にでてきて、実は彼の将来が非常に知りたいです・・続編はないんでしょうか・・この本が2003年のだからないと思うけど、書いてくれないかな・・
ISBN:4596610444 新書 川上 ともこ ハーレクイン 2004/12 ¥704

リンゼイ・マッケンナの新刊で、ヒロインはペルセウスのモーガンの秘書。
これが、なんと「ねずみちゃん」と自分でも思ってるヒロインで気が弱くてよく悩む・・

いつもの自信満々フェミニスト路線も辛いけど、私はマッケンナにねずみちゃんは求めていないんだが・・

この本の時点でモーガンの長男ジェーソンは19歳で悩める士官候補生らしい。
ジェーソン翻訳まであと1年かな・・早くしてくれ〜
ISBN:4789724336 文庫 鈴木 美朋 ソニー・マガジンズ 2004/12 ¥924

ガーウッドの「心打ち砕かれて」「標的のミシェル」に続く作品で、ミシェルの兄が今回のヒーロー。全作の殺人者「モンク」も再登場、ちらっとテオが会話の中に登場し、最初から登場のノアもまたまた登場とスピンオフの楽しみが味わえる本かな。

ただ私は前作ほど好きになれず・・
今回の作品はヒロインの母ジリーの話に占める頻度が大きくて、モンクが彼女に惚れているわけだけど、なんかとってもモンクがおバカさんになってしまっててそこが入り込めず・・
ついでにヒロインの叔母が私は嫌い・・
ヒロインとヒーローのとこはいいけどそれ以外が苦手でなんか飛ばし読みしてしまいました・・

また再読したら印象も変わるかなあ・・
でも前作ほどは好きになれないわ・・
ISBN:4596321906 新書 小長光 弘美 ハーレクイン 2004/08 ¥903

この本は「淑女と娼婦」とか「後悔と真実」のスピンオフにあたる作品でどうせならまとめて読んだ方がって思って読んだんだけど久々にヒルトリカルで好きな作品だわ。
この「夢に見し人」が一番好きなんだけど。

このところヒストリカルご無沙汰だったんだけど
これはまとめてもう一回読み直してからアップしようっと。
ISBN:4596911215 文庫 細郷 妙子 ハーレクイン 2004/12 ¥840

19世紀初頭、の兄妹の生き別れから話が始まるこの作品。
ヒロインはアメリカで育ち貿易会社経営ということで
結構一歩区の経歴。次の作品以降の伏線もいっぱいあったし、今までのキャンプの作品よりは好き。
ただ、私はどうもこの作家苦手という気がしてきた。
ジョアナ・リンジーは好きなんだけどな・・
ISBN:4789724441 文庫 青木 悦子 ソニー・マガジンズ 2004/12 ¥840

デスシリーズの最新刊。
今回のってとってもいろんな意味で絆っていうのが感じられてとっても好き。
イヴもロークもこんなにいっぱい友人が増えたんだよね〜

私の好きなシーンはマクナブの頭にギャラハットってシーンなの♪

今回の殺人のモチーフになったクリスマスソングってマクレガーシリーズでもノーラは使ってたように思うの。
ノーラってこういう小物使いがうまいなあ・・
ISBN:456203727X 単行本 小林 朋則 原書房 2004/02 ¥3,990

古本屋で半額で買ったもの。
これ、カラー写真がついていて、各国の特殊部隊の構成とか歴史とか総説的に眺めるのにいい本。
定価で買うのはちょっとね。。
ISBN:4596510601 新書 山野 紗織 ハーレクイン 2004/11 ¥641
キーワードは「あんた誰?」かも・・

このところのダイアナ・パーマーは話しつなげすぎてるのと、
次への布石が多すぎて呼んでても「あんた誰?」っていうのばかりでてきて楽しくない〜

おまけにこの本はヒーロー妹が最悪です・・
改心してもヒロインになんかするなよ〜

カルフーンとか出てた頃が懐かしい・・
ISBN:4596315019 新書 伊坂 奈々 ハーレクイン 2004/10 ¥693

久々に地雷というか許せなかった本・・

ヒロインはホテルで昇進候補に上がってるキャリアウーマン。
ヒーローはかつて、彼女と争ったこともあるほかのホテルの営業マンで今は独立して営業やプレゼンをうまくやるためのコンサルタントをしている。
彼女の勤務するホテルに彼がコンサルタントとしてやとわれて、再会。

彼女はかつての復讐の意味もあって「魔法のスカート」をはいて誘惑したあと彼を捨てようと思いつく。

このあたりは嫌いじゃないんだけど、なんか許せない気持ちになったのは、彼女が営業に行った先は保守的な団体で「赤のスーツ」を着て、いかにも「私はできます」って雰囲気を漂わせた彼女は、攻撃的だとしてホテルに抗議・・
その後彼女は「周囲の女性とうまくやれない、ういた存在」
として、そのあたりを押さえる研修にいけといわれる。
で、そこでは、女性であることをある意味武器にして、
弱弱しさを演出したりってことも教えられる。

かつて、「赤のスーツ」を着て失敗した団体にピンクのシャツ、
ベージュのスーツでソフトに演出し、この仕事がどんなに自分にとって大事だったか、今悲しい思いでいるかを「弱弱しく」「涙声」で訴え、契約を勝ち取る・・

このくだりを読み進めてだんだん腹が立ってきたわ・・

私、マッケンナとかのフェミニズム路線も嫌いだけど、こういうのもっと嫌い・・
ISBN:478972400X 文庫 阿尾 正子 ソニー・マガジンズ 2004/10 ¥945

トラブルシューターシリーズ、SEAL第16分隊シリーズの2作目。
今回のヒロインはメグ、ヒーローはジョン・ニルソン中尉。

彼らのドラマと平行してメグの祖母、イヴの大戦時のエピソードが語られるんだけど、これがなかなかよくて、この部分、1作目より好き。
なんかダグラス・リーマンが書いてる第二次大戦ものの雰囲気があるんだよね。ちょっと甘いっていうか・・恋愛がからむとことか・・
メグとニルソンの話もよくできていて面白い。
メグが誘拐されたわが子と祖母を救うため、人質事件を起こし、ニルソンと再会して、事件を銅終結させるのかどきどきしながらもったいないと思いつつ読了。

不満というのはないんだけど、前作でも火花を散らしてた
アリッサ・ロックとサムは今回は火花というか花火をあげてるという感じ。
このカップル、まだまだ引っ張るんだよなあ・・
早く読みたいなあ。この二人編。

で、このあとたぶんこの二人がカップルになるまでの巻は
他のカップル&その親族の大戦時のエピソード&サムとアリッサの火花という作りになってるんだろうから、ストーリーが3分割って感じなのかな。
なんか主役が影薄くなりそうな、カップルなんである・・この二人。
早く翻訳出るといいな・・この二人の話。
ISBN:4596632111 新書 米崎 邦子 ハーレクイン 2004/10 ¥704

これは、久々に当りの作家さんかなという気がしてちょっとうれしかったり。

空挺部隊員のヒーローカレンが代々の牧場を整理するため、帰郷したけれど、彼の若い頃の悪名は鳴り響いていた上に、父の不可解な死の原因も彼と噂されて、孤立。
隣の牧場の兄のところに、離婚して帰ってきたヒロインと
彼はある事件をきっかけに惹かれあい・・
って話が進んでいくけど、気持ちの動きとか惚れてるけど、
自分には近寄せちゃいけない、近寄っちゃいけないと思う
男女の気持ちって面白いし、久々に最後まで早く読みたいって思わせられた作品。

彼女の作品は要チェックにしようっと。
ISBN:4596120005 新書 藤村 華奈美 ハーレクイン 2004/10 ¥672

これもヒロインが好きになれない作品。
便宜結婚ののち、ずっと別居していたヒロインに
書類上の夫が怪我をしたと連絡があって、彼は記憶喪失。
そのまま夫婦関係を続け、本当の結婚に・・

なんだけど、このヒロイン思い込み激しい上に、都合が悪くなるとすぐ逃げるんでいらいらするんだもの・・

ヒロインが苦手だとダメなのよね・・
ISBN:4596119988 新書 橋 由美 ハーレクイン 2004/10 ¥672

久々に完読できず・・
ヒロインが主張が多くてうるさ〜い。
ヒロインが嫌いだと私読めないのよ・・好きな作家なのにな・・
ISBN:4596217076 新書 進藤 あつ子 ハーレクイン 2004/10 ¥672

10月のイマージュでは、一番お奨めかも。

新聞記事に名前がでていた百万ドル寄付した男性が、
自分が父親のないままそだてている子供の父だと
思ったヒロインが、子供の目の病気の治療費を援助して
貰おうとはるばるたずねてみたら、別人だった・・で始まる
ストーリーは、ヒロインが、やさしいし、名前をかたられた
ヒーローもいい人だし、彼のおせっかいな叔母さんも
いい人だし、ちょっとできすぎのシンデレラストーリー
かなとは思うけど、イマージュらしく、かわいいとこもあって
じんわりした気持ちになれるいい作品。

こういうのは好きだよ。
ISBN:4596217092 新書 片山 真紀 ハーレクイン 2004/10 ¥672

いつもの看護婦と医者シリーズだけど、ヒロインに若干自己主張があるかな。

この本にでてくるターネイとユーフィミアって夫婦、前に話があったような気がするんだよな・・なんだっけ・・

可もなく不可もなく、疲れたときにはいいかも。
展開がわかってて気が楽だもん・・
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0373483708/qid=1096203098/sr=1-2/ref=sr_1_8_2/250-9710153-7684224

この作品は1998年に出たジョーン・ホールの作品なんだけど
日本で「ウルフにまかせろ」ってシリーズで出された作品のスピンオフ。http://www1.ocn.ne.jp/~aisley/jh_wolfe.html

この本は4作目のキャメロンとサンドラの子供のマチルダが主人公。
どのくらい経ってるかというと、1作目のジェイクが警官になってからすでに25年だか経過してます(笑)
4兄弟のうち長男キャメロン以外はみんな子供は男。
キャメロンのとこは、女の双子で、マチルダとリサ。
マチルダって名前はおばあちゃんから付けられたのね。
リサは、ママのサンドラの血を引いたか弁護士。
マチルダは、ファミリービジネスというか、警官で、上司は叔父のジェイク。
がんばって読む・・・先は長い(笑)
ISBN:4596800286 新書 石川 園枝 ハーレクイン 2004/08 ¥1,155

デビー・マッコーマーの作品ってよくできてるっていうか、さらっと読めるんだけど、印象が希薄ってときも多い。

今回のは、どっちかというと印象希薄な気持ちがするんだけどどうだろう。
3人の大学の同窓生が15年ぶりに同窓会で再会。
彼女らは3人とも卒業前後に婚約者の裏切りや心変わりで
結婚にいたらず、新たな人生を歩んだ。
その前後を回想の形で描いていて、よくできてるんだけど
3人の話が展開するので、ちょっと希薄な印象なんだなあ・・

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