T0303 ドクター・ロンリー グレンダ・サンダーズ
2004年9月21日 ハーレクイン
今月新刊のシャロン・サラの本にはコンピューターオタクの天才バティが登場するけれど、これも天才な天然君がヒーロー。
この作品のヒーローとなるのは、昆虫博士で、非常に地味で洋服には興味なし、どっちかというと引きこもりで研究没頭タイプ。
妹が彼を心配してセクシー博士として広告をだしたものだから、
彼の所にはわさわさ郵便がやってくる。
その郵便配達人が今回のヒロイン。
彼女に惹かれた昆虫博士、妹に配達証明付きの手紙を送ってもらって彼女に会おうとしたり、デートに誘おうと着たきりスズメの洋服買ったり、散発に行ったりがんばる、がんばる。
地味くんががんばる様子がけなげでかわいい（笑）
その合間には蛍はなぜ光るか・・とか、蛾はどうやって交尾の相手を選ぶかなんていうトリビアなネタに遭遇できます。
古本で見つけたらこれはお奨めの作品
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マギーはお手上げ ケイシー・マイケルズ
2004年9月16日 ロマンス
父が亡くなる前日に買って、落ち着いてたときは読んでたんだけど、そのあと読む時間なくて泊まってたのをやっと読了。
ロマンス作家であるヒロインのもとに、自分の作中の主人公が現われちゃった♪というシチュエーションも面白く、次が期待の作品。
私的には、通販でA&Eのホーンブロワーのビデオ全巻セット
を購入する、ヒーローセント・ジャスト君が大好きよ♪
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悪魔の美術と物語―カラー版
2004年9月13日 その他
これは古本で買ったのだけど、この美術出版社からはほかにも
天使の美術と物語とか西洋絵画の主題物語聖書編とかあって、いずれ揃えようと思っているもの。
今回のは、悪魔に関する美術、それとともに、伝説や物語が、聖書だけでなく、民間伝承、文学などとともに紹介されている。
こういう本を読みたいと思う理由の一つは、自分が聖書とか、それを土台とした作品に詳しくないので、本を読んだり、映画を見たりしたとき、知ってる人なら常識であろうことが、わからないってことに起因している。
じゃあ、聖書をっていうとそれもなかなか大変なので、こういう本を眺めて雑学を増やそうとするわけです。
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魔法をかけて ジーナ・ウィルキンズ
2004年9月11日 ハーレクイン
読み始めて気がついたのだけど、この本のヒーローは「いとしのタラ」に出てきたマジシャンのジェイミーじゃありませんか♪
おまけにコブタちゃんが出て来るんだこの本♪♪ 大好き〜
ジェイミーは彼女にテディベア送るんだけど、彼女は、彼にねずみ（先生の格好）のぬいぐるみを送る。
このぬいぐるみ抱いて、ジェイミー寝てるんだって♪ うふふ♪
「ブタにキッスコンテスト」とか、この本いかす♪
これ、テンプテーションなんだけど、Nでもいい感じ。
こういう本が読みたいなあ・・もっと。ハナマル蔵書入り♪
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葬儀のあとの手続き事典―葬儀と葬儀後のすべてがわかる
2004年9月8日 その他
父の葬式が終わり、何の届けを出していいのかよくわからないので、買ってみた。
葬儀屋さんが一応一覧表くれていたんだけど、もうちょっと詳しいのがほしかったのよね。
○○の手続きには、住民票なのか、戸籍謄本なのか抄本なのか、除籍謄本なのかとか・・
とりあえず1つづつ・・
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夜ごとの誘惑 ヘレン・ビアンチン
2004年9月2日 ハーレクイン
病院で読んでいたうちの1冊。
破産の危機に瀕したヒロインが、結婚と跡継ぎを生むという条件のもと、陰のある実業家で、負債の相手の一人でもある彼と結婚するという、借金のカタもの。
このタイプの話は好きだけど、最近のビアンチンは昔と違って、ヒロインはすぐに彼の性の虜になり（爆）愛し始め、彼は彼で甘くて・・
昔みたいにせめて半分ぐらいまでがんばってほしいよ、ヒロイン。
まあ、こういうちょっとかったるくて、先の見える話は病院で読むのにいい本だったけど。
本屋で復刻版を見かけたので、自宅にあった本を眺める。
これって1991年の本なのね・・
これは、やはり本より映像で見たい。
仲谷昇の教授もおかしかったし、毎回取り上げられるテーマが面白くてパロディ番組として秀逸だったね。
DVD出ないかな・・
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男と女のゲーム ミランダ・リー
2004年8月20日 ハーレクイン
このところオリンピックで本読む時間激減。
これは前回まあまあだったポーカーゲームの2巻目にあたる。
ミランダ・リーの作品って、肉体関係が先行してっていうか、中身がなくてそれだけって話が去年当り続いててどうも好きじゃなかった。
これの前作が結構心理描写あってよかったし、1巻にでていた今回の主人公カップルがどうなるんだろうと思わせるものがあったので、今回は買ってみた。
これってヒーロー一目惚れ、ラブラブ物語じゃないの〜
老人と結婚後未亡人となったヒロインルネに惚れているって自覚してはいても、冷たい彼女にどうにもならないイタリア男リコが
ルネ、リコ、前作ヒーローチャールズ、シークアリの4人でいるも行うポーカーで、ルネにお金じゃないものをかけようと持ちかけ、1ヶ月愛人になることを同意させる。
この愛人に・・って設定は結構あるけど、ルネの設定というか、気持ちのかわいい人で、リコは途中からぼれぼれモードだし、ミランダ・リーの作品らしくなくかわいい（熱いけど）作品で○
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珈琲相場師 ディヴィッド・リス
2004年8月11日 ミステリ
珈琲の歴史に興味を持つようになったきっかけは、帆船小説の主人公が珈琲好きだった・・ってこと・・
当時高校生だった私にブラックコーヒーはおいしいもんじゃなかったけどブラックで飲み始めたのだった。
最近紅茶が多いけど1日の始まりはやはりコーヒー・・
この本はそんな珈琲黎明期1700年前後の珈琲の先物取引に関わる人間模様と相場が舞台となっている。
コーヒーハウスができ始めた頃・・そんな時代に株やら
先物取引なんてあったのか・・というのにもかなり驚かされた。
ユダヤ人主人公達の民族性やら、ミステリではあるけれど
歴史好きにもお奨め・・
黒くてどろりとした飲み物・・飲みたくなるなあ・・
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ファーストウーマン ジェニファー・クルージー
2004年8月4日 ロマンス
新刊で買っておきながら今頃読んでるんだけど、これ好き〜もっと早く読むんだったわ。
夫と保険代理店を共同経営していたネル・・夫が若い女に走り、仕事と結婚生活の両方を失い新たな仕事に・・
「秘密厳守、法律遵守、秘書とファックするな」
をルールに掲げるマッケンナ探偵社・・
しかし・・この3原則、この探偵社の兄弟そろって守ってないじゃん（笑）
父の代からずっと秘書に手をつけてるし（爆）
所長のゲイブとそのいとこでパートナーのライリーにヒロインネル、前夫、ヒロインの友人、前夫の親族と入り乱れて変な人ばかり。
会話も軽妙だし、ライリーの「使い捨ての恋人」発言なんかいい感じ。
この本の最大の魅力って会話と気持ちの探りあいかな。
ミステリ部分は副産物だし。
こういうしゃれっ気のあるロマンス小説って大好き。
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7月に再販されたため、今回購入♪
いいわ・・・これ・・
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恋人たちの航路―シーサイド・トリロジー・スペシャル ノーラ・ロバーツ
2004年8月1日 ロマンス
今気がついたんだけど、これって「シーサイド・トリロジー・スペシャル」だったのか・・気がつかなくてごめん・・シーサイドトリロジーって思ってたけど3部作終わってるもんね・・
3話で彼ら兄弟を結びつける力だったセスの29歳になった姿・・
彼の大人になった姿にまた会えるなんて（涙・・）
2歳だったオーブリーが船作ってるなんて・・（また涙・・）
キャメロンが50歳・・でまだアンナとあつあつでいちゃついてるし（爆）
幸せな本だな・・読者には。話は痛いけど・・
やはり、セスは実母グロリアと闘う必要があったわけで、作品に必然がここにあるんだろうと思う。
私が痛いな・・と思ったのは、このセスに金をせびる母っていうのがね・・
小学校の友達で似た様なシチュエーションの子がいて、
思い出してしまって・・
今は幸せになってて欲しいなってこの本読んでて思った・・
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悲しみにさようなら リンダ・ハワード
2004年8月1日 ロマンス
ここ数作続いたリンダ・ハワードの作品とはかなり路線が変わった感じのこの作品・・
ヒロインの強さが涙を誘うって気がする・・
10年前にミラはメキシコで生後間もない息子を誘拐され、自分も瀕死の重傷を負う。その後行方不明者を探す組織を立ち上げつつ息子を奪った犯人を必死に追い続ける日々。暗殺者ディアスに息子の捜索を手伝ってもらうことになり・・彼女は自分を取り巻いていた陰謀を一つ一つ追っていく・・
この作品でもっとも変化している部分はヒロインの女の部分より、母の部分が強くでているところと、ヒーローディアスは脇役だということ。
確かに彼との絆は彼女にも彼にも新たな絆を生み出しているけれど、彼らの関係は、この作品にとっては主筋じゃなくて、あくまでも母親ミラの強さと思いの深さがこの作品の主軸だと思う。
涙涙のラストまで一気読みだったもんね・・
やはり作品の評価は、読者の心に入る作品かどうかで、ラブシーンの多さや、主人公の設定じゃないのよ・・
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隻眼のガーディアン アマンダ・クイック
2004年7月24日 ロマンス
主人公の祖先は海賊っていう設定で、彼自身は冒険好きな家族の中、実務的で時計と予定帳を手放さないっていうカタブツの設定。
かわいい男だよなあ。
海賊でも、バッカーニアなんだ・・って言ってるセリフとかあってちょっとくすっとしちゃう。
よくできたヒストリカルロマンスで大好きだわ。
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ダンスはあなただけに キャロル・マリネッリ
2004年7月22日 ハーレクイン
ヒロインはゲイの友人のため、恋人をふりをして彼のいとこの結婚式に参加し、友人の兄に出会う。
この兄っていうのが、彼女に誘いをかけてその日に結ばれちゃうっていう、Rでよくあるストーリー。
彼は彼女に惚れてるんだけど、それを自分で認められないって言うところがなかなかかわいいかな。
よくできてて○
疑われた愛情 ミランダ・リー
2004年7月22日 ハーレクイン
最近苦手なことが多いミランダ・リーなんだけどこれは好きかも。
ホットな描写が多いんだけど、それだけで終わっちゃうことがおおかったんだよね。
これはわりに過程とか気持ちがでていて○
リーダーズ・チョイスBEST 13 of ゴルゴ13
2004年7月13日 冒険（海洋物以外）
古本屋でこれとさいとうたかおセレクションの両方を買って来た。
ゴルゴ13はビッグコミックを買ってた頃読んでた。あとは立ち読みとか・・
この本は読者が選んだベスト13話なんだけど読んだ話が結構多かった。
ゴルゴものには彼のルーツ話が結構あるんだけどやっぱり今回結構選ばれてるし。
時事ネタを入れつつ、後から読んでも面白いって言うのは、やはり構成力なんだけどすごいよなあ・・・
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ダ・ヴィンチ・コード ダン・ブラウン
2004年7月11日 ミステリ
世界を舞台にした殺人ミステリーの醍醐味と、2000年に及ぶ西洋史から選り抜いた魅惑的な謎の数々とを組み合わせた、知的で明快なスリラー。 閉館後の静寂に包まれたルーブル美術館で起きた殺人事件をきっかけに、聖杯伝説の謎解きに・・
なかなか上下刊になる本を一気に読める時間がなくて、今日2冊を読了。
いわゆる聖杯伝説をモチーフに謎解きが進むのだけれど、海外でこの本が受けるのはそのキリスト教の成立、歴史に話が及ぶ内容を考えるとわかる気がする。
日本の場合、なかなか宗教が根ざしてないから歴史ものミステリーという捕らえ方になるけれども。
この本はその歴史への踏み込み方とミステリー、暗号の関わり方の度合いがいい感じでエンターティンメントとしても面白く読める。
ルーブル美術館が冒頭からでてくるし
http://www.louvre.or.jp/のバーチャルツアーをしてみるのも楽しい。
愛は命がけ リンダ・ハワード
2004年7月10日 ハーレクイン
今気がついたけど、この本の翻訳って霜月さんなんだ・・
愛は命がけはマッケンジーもののゼインのお話。
これってHQ読み始めてしばらくして出版されてはまった本なのよね。なつかし〜
こういうワクワクする本でないかな・・
1421―中国が新大陸を発見した年
2004年7月9日 その他
この本は新刊で買おうかなと思っていたら古本屋に半額で出たので購入。
明の時代に永楽帝の命をうけて、宦官鄭和がコロンブスより早くアメリカ大陸を発見していたという説を、かつて船乗りだった筆者が古地図や伝説や植物の伝播分布、DNAとかの証拠を挙げながら検証したノンフィクション。
私は前半の中国の明の歴史に触れたところもなかなか興味深くて楽しく読めたし、植物分布とかのとこも興味深い。
南米の人がモンゴロイドに近いというのはかなり前から言われていたけれど、遺伝子解析が発達してきてより多くの傍証がでるようになってきているし、眉唾とはいえないものを感じたりする。
どうしても今の歴史認識って西洋偏重に傾いてるところがあるので、一石を投じるって意味でも面白い本だと思う。
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